私はとても心配性です。
こんなブログを書いていますが、元々は心配事があるとクヨクヨ悩むタイプです。
考え事が頭の中をループして離れなくなったり、夜も眠れなかったり、息苦しくなったり。
典型的な心配性のパターンですね。
それを克服しようと長年努力してきた甲斐あり、ここ数年は大分改善してきたので、今日は私の体験談と「クヨクヨしないコツ」をお話したいと思います。
クヨクヨの元は「不安」
クヨクヨと思い悩んでしまう根本には「不安」があります。
「不安」には種類があって、大まかに分けると「現実的な不安」と「現実的ではない不安」があります。
「現実的な不安」は、危機を回避するため必要なもので、冷静になれば対処することが出来ます。
例えば、車の事故に遭った時の為に保険に入ったり、災害に備えて備蓄をしたり、といったように、生活を守る役割も果たします。
ですが、「現実的ではない不安」は長引くと大きなストレスになり、心身へ悪影響を及ぼします。
例えば、今は健康なのに、将来自分は大きな病気をするかもしれないと怯えたり、人に嫌われているのではないかと疑心暗鬼に陥ったり。
現実には起こっていないことを、頭の中で作り出してクヨクヨと考えてしまう時の「不安」です。
その不安材料は現実のものなのか?
私の場合、仕事で何か指摘された時、必要以上に悩む癖がありました。
ほんの些細なミスなのに「私ってダメな人間なんじゃないか」と数日悩み続けることも。
でも過ぎてみれば、私の小さなミスをいつまでも気にしている人はいないのです。
目の前には片付けないといけない仕事がたくさんあり、皆そのことに集中して日々を過ごしているからです。
「私はダメな人間だ」と思い込んで自分を責めているのは自分だけでした。
これは私の妄想からくる「現実的ではない不安」で、そのためにクヨクヨしていたのです。
不安がループする場合
「不安」には更に厄介なことがあります。
考えだしたら頭の中をぐるぐると回り出し、ループしだすのです。
不安の堂々廻り。
まさにクヨクヨ悩んでいる状態です。
これが続くと、胸が苦しくなったり、胃が痛くなったりと、体に症状が出ることもあります。
考え過ぎて眠れなくなると疲労が溜まり、意欲が減退してきます。
表情はいつも曇っていて、周囲の人にも良くは思われません。
疲労で集中力が落ちて、また仕事でミスをしてしまいます。
自己嫌悪に陥り、更にクヨクヨと悩みます。
堂々廻りしている間は何も解決しませんね。
これがクヨクヨの無限ループです😅
そんな状態からは一刻も早く脱出したいですよね。
そんな時はどうすればよいでしょう。
不安の種類を見極めて行動に移す
まずは今抱えている不安が現実的なものか、そうでないものか、見極めます。
頭の中で整理出来ない場合は、紙に書いてみることをおすすめします。
「現実的な不安」の場合、解決のための行動を起こしましょう。
行動すれば悩みは解決するかもしれませんが、考えているだけでは前に進めません。
仕事でミスをしないためには、上司や先輩、同僚にアドバイスをもらい、仕事に関することを勉強すれば良いですね。
そして謝罪しなければならないことがあれば、すぐに謝る。
感謝を伝えなければならないことは、すぐにお礼の言葉を贈る。
そうすれば、もうクヨクヨ悩むことは無くなります。
「現実的ではない不安」の場合、それは自分だけの思い込みだと自覚しましょう。
特に、過去のことは悩んでも変えられないので、受け止めてから手放しましょう。
紙に書いて、それをくしゃくしゃに丸めてゴミ箱へポイ、というのも良いですね。
私は、仕事で「皆が私のせいで困っているんじゃないか」と不安になったとき、上司や先輩に直接聞いてみたことがあります。
そうすると皆きょとんとして、「そんなことないよ」と笑ってくれました。
困っている人はいるかもしれないけど、「皆」ではない、と分かって気が楽になりました😀
気持ちが軽くなると仕事もはかどり、やる気も出てきました。
アドバイスをくれた上司や同僚にも感謝をしています。
「現実的でない不安」は、自分を苦しめる妄想です。
でもそれには何か理由があるはずなので、否定せず受け止めてから手放しましょう。
まとめ
クヨクヨ悩む元は「不安」です。
不安の種類を見極め、現実的な不安なら即解決しましょう。
現実的でない不安なら、それは妄想かもしれません。
否定せず、優しく手放しましょう😊