自分のことを理解して欲しい時

「誰も自分のことを分かってくれない」

誰しも一度は思ったことがあるのではないでしょうか。

人間は他者とのコミュニケーション無しでは生きていけないので、本能的に相手に理解して欲しいと思うのが当然です。

でも、本当に自分を理解してくれる人はどうやったら見つかるのでしょう。

 

あなたは誰かを深く理解していますか?

分かり合いたい人はいても、それが叶わないことは多いです。

それでは、自分自身はどうでしょう。

その人を心から理解しようと努力していますか?

「あの人は私のことを分かってくれない」と、相手も同じことを思っているかもしれません。

と言う私も、若かりし頃は「誰も自分のことを分かってくれない!」と息巻いていたこともあります(思春期ですね~😅)

でも今振り返ると、家族や友人のことを深く考えたことが無かったです。

特に母に関しては、当時の母と同年代になった今になってやっと、あの頃の母は何を思い、何を感じて生きていたのだろうと想像することが出来るようになりましたが、若い頃は、甘えから自分の欲求だけをぶつけていました(反省…)

今は母とは別々に暮らしていますが、母の方は昔と何も変わらないのに、私の理解が深まった現在の方がお互いに分かり合えているという実感があります。

自分のことを分かって欲しい時は、まずは相手を尊重する

より良いコミュニケーションに必要なことは、お互い理解し合うことですが、そのためには、まず相手を尊重し、相手の立場になって寄り添うことです。

と一言で言ってもなかなか難しいですよね。

そこで、深く考えないでまず取り組んでみると良いことは、

 

相手と自分の立場を入れ替えて想像してみる

ことです。

 

例えば、遠距離恋愛。

お付き合いしているパートナーは毎日仕事で夜遅く帰って来る。

ラインや電話で話せる時間は夜だけなので、あなたは夜まで待って連絡を取るけど、相手はそっけない態度ですぐに会話が終わってしまう。

あなたは「毎日寂しい思いをしてこの時間を待っているのに、相手はこの気持ちを理解していない」と思うでしょう。

では、立場を入れ替えてみて下さい。

夜疲れて仕事から帰ってきたら、パートナーから連絡があった。

でも疲れた声を聞かせたくないし、気の利いたメッセージを送る元気もない。

相手を嬉しい気持ちにさせてあげられないのだったら、今日は早めに切り上げ、休日に改めて連絡して楽しい会話をしよう。

 

そう思うかもしれませんね。

相手から自分がどう見えているのかを想像することは、相手の立場になって寄り添うことに繋がります。

それは相手を尊重するということでもあります。

そして、相手を尊重する心は必ず伝わり、お互いの理解が深まるきっかけになります。

 

まとめ

自分を理解して欲しかったら、まず相手を理解しよう。

自分と相手の立場を入れ替えて想像してみるのはおススメです。


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