やりたいことはあるけど手につかない。
やらなければならないことがあるけど先延ばしにしている。
やった方がいいと分かっているのに放置している。
こういう経験はありませんか?
考えるだけ考えて、「やっぱりやめておこう」「どうせ出来ない」などという諦めから行動に移せない。
私もどちらかというとその傾向があり、気付いたら年月が過ぎて、その年月の長さにびっくりするのです(年を取ったということですね😅)
心に暗示をかけてしまう
今こうしてブログを書いていますが、実はこうした活動をしたいと思うようになったのは20年以上前です。
ふと気付くと20年!何も前に進まないまま過ぎ去った時間の長さに愕然としました。
「何てもったいないことをしたんだ!」と後悔しても、過ぎた年月は取り戻せませんよね。
先延ばしにしていたのは、「時間や体力が無い」「能力が足りない」「やっても続ける自身が無い」などの理由からです。
これらの根底にあるのは「不安」です。
不安材料を繰り返し頭の中で作り出すことで、「自分には出来ない」という暗示をかけていたのです。
不安の本質
では、この「不安」はどこから来るのでしょうか。
「不安」は、危険を察して回避しようとする防衛本能から来ます。
生物としては正しい感情ですので、否定するものではありません。
病気予防のために生活習慣を正したり、感染対策をしたり、事故に備えて保険に入ったり、という行動も防衛本能から起きる行動だからです。
けれど、「不安」が過度になり過ぎると行動を妨げてしまい、「一歩踏み出せない」状況に陥ってしまいます。
良くも悪くも確実なものなんてない
特に自分自身の考え方で暗示にかかっている場合、多くは過去の失敗や挫折の経験が要因になっています。
「また失敗したらどうしよう、挫折して自己嫌悪に陥りたくない」
と思うのは自然なことですね。
でも、それは過去のことです。未来も同じことが確実に起きるとは限りません。
私事ですが、私は子供の頃交通事故で負傷し、足にしょう害があります。自転車に乗っていて車と接触してしまったからです。
でもだからといって、その後事故に遭わないために自転車に乗らない、ということはありませんでした。
自転車に乗れば、自転車を使わない人よりは自転車事故に遭う確率は高いですが、その確率が100%ではないからです。
私は事故が起こらない方の確率を選び、高校生まで自転車通学を貫き、その結果体が鍛えられ、家計も助けることが出来ました。
でももし、自分が安全運転を心がけていなかったら、再度事故に遭う確率は高まっていたと思います。
ですので、そうならないように、対策として安全運転には気を使いました。
要するに、良いことも悪いことも、確実に起こるとは限らないのです。
「失敗する」「挫折する」と決めつけて、自分に暗示をかけていたらいつまでも前へ進めません。
もしやりたいことがあるなら、「不安材料」は成功するために解消していくべき課題と考え、取り敢えず一歩踏み出してみれば、未来が好転するかもしれません。
まとめ
「不安」で一歩前に進めない時はマイナスイメージの暗示に掛かっている時。
「確実な未来」は誰にも分かりません。
過去の自分に捉われず、成功するイメージを持って前に進んでみましょう!